2025年03月07日 [Default]
ブラケットが外れる原因
こんにちは!はりなかの歯科&矯正歯科の田辺です。
ブラケットが外れる原因についてお話しします。
ブラケットが外れる原因としては、以下のようなものが考えられます。
@硬いものやくっつきやすいものを食べた
かたいおせんべいは手で割ってから食べるようにしてください。
おせんべいやお肉などのかための食べ物は、噛んだ時に想像以上の負荷がかかります。人間は自身の体重に相当する咬合力があるのでブラケットのある部分に必要以上に負荷がかかり、ブラケットが外れる原因となります。
くっつきやすいお餅やお菓子も、ブラケットにくっついて外そうと思ったときに同時に外れてしまう可能性があります。
食べる前に小さく細かく切ってから奥歯でしっかり嚙んで食べることをおすすめします。くれぐれも、前歯でかみ切ったりしないようにしてください。
A無意識に触ってしまっている
装置が気になって日常的に舌で触ってしまう方がいます。このように弱い力が慢性的に掛かることで、ブラケットが外れてしまう原因になることもあります。
B歯磨きが不十分
歯の表面にプラーク(食べかすなどの汚れ)が付着していたり、むし歯ができかけていたりすると、ブラケットの接着力も弱まってきてしまいます。ブラケットのまわりやワイヤーと歯の間などプラークや食べ残しが付着しやすい環境になるため、より丁寧なブラッシングが大切になります。
C防湿・乾燥不足
歯科用接着剤は水分に弱いため、ブラケットを装着するときは、歯の表面に唾液がつかないように防湿と乾燥する必要があります。
唾液の分泌量が多い人は防湿するのが困難な場合があり、十分に防湿できていないとブラケットが外れる原因になることもあります。
装置が外れてしまったときは当院まで、ご連絡ください。