2023年12月01日 [Default]
マウスピースをつけている時の飲み物について
こんにちは!はりなかの歯科&矯正歯科の高良です。
今回はマウスピース矯正やリテーナー装着中の飲み物についてお伝えします。
インビザラインやリテーナーは取り外しが可能ですが、日常生活での飲み物の摂取時には注意が必要です。特に、以下の飲み物は気をつけてください。
・水
・無糖
・酸味のないもの
・温度の高いもの
これら以外の飲み物を摂取する際は、以下のリスクがあるため、マウスピースやリテーナーを外すことが推奨されます。
虫歯のリスク
着色や汚れのリスク
マウスピースの変形リスク
・虫歯のリスクについて
インビザラインやリテーナーは、歯を密閉する形でフィットします。このため、マウスピースを装着している間、歯は唾液との接触が少なくなります。唾液は、歯の表面の細菌を洗い流す作用があるため装着中は虫歯のリスクが高まる可能性があります。特に、糖分を含む飲み物を摂取した後、マウスピースを装着すると、糖分が歯の表面に残り、虫歯の原因となる可能性が高まります。
・着色や汚れについて
マウスピースやリテーナーを装着中に特定の飲み物を摂取すると、「歯やマウスピースが色づく」可能性があります。特に、色素を多く含む飲み物を摂取した後、すぐに歯磨きをしないと、その色素が歯やマウスピースに付着しやすくなります。
一度色がついてしまうと、簡単には取れないため、透明なマウスピースが変色してしまい、歯が汚れて見えることがあります。色づきやすい飲み物は注意が必要です。
変色や着色を防ぐためには、色素を含む飲み物を摂取した後は、マウスピースを外して歯磨きや口をすすぐことが大切です。また、マウスピースもきちんと洗浄してから再度装着しましょう。
・変形について
インビザラインやリテーナーは、熱によって形が変わることがあります。このため、マウスピースを装着したまま高温の飲み物を摂取することは控えてください。