2021年01月20日 [Default]
指しゃぶりと歯並びについて
はりなかの歯科&矯正歯科の多田です。
1月も後半になりましたね^_^
今回は指しゃぶりについてお話しします。
指しゃぶりとは、指を上の歯の裏側にある口蓋(こうがい)という部分に押し付けるしぐさのことです。チューチューと指を吸うことで口の中の圧力が高まるので、長期間にわたると歯並びに影響を及ぼすことがあります。
具体的には、指を吸う力によって上あごの歯列が狭くなる歯列狭窄(しれつきょうさく)になり、上あごて下あごのかみ合わせがずれて、上あごの前歯が前にでてくる上顎前突(じょうがくぜんとつ)・出っ歯や、上下の前歯がかみ合わない開咬(かいこう)になることがあります。
指しゃぶりを卒業するタイミングの目安として、3才までは様子を見てあげてください。
ただし、3才になった段階でずっと指しゃぶりを続けていて、かつ歯並びなど口の状態が気
になったら、4才になるまでの間にやめさせる方向にもっていくことができれば安心です。