2020年03月31日 [Default]
指しゃぶり 2
こんにちは!
はりなかの歯科&矯正歯科の宸ナす。
2月14日、前回のブログ《指しゃぶり1》では指しゃぶりについてお話しました。
今回は、指しゃぶりをやめるためにお子さんへのアプローチ方法についてご紹介します。
@やめる理由を説明する
すでに歯並びに影響がある場合は、鏡で歯並びを見てもらい、できれば、正常な歯並びの写真と見比べて、客観的に見てもらいどこに影響が出ているかみてもらう。
Aゴールの目標日を決める
誕生日や入園などお子さんにとって節目のタイミングを指しゃぶりをやめるゴールの日として設定すると、
今日すぐにやめないといけない という状況よりも心の準備ができやすい。
B物理的に指をブロック
手袋や指サックをはめたり、指しゃぶりを止めるために作られた苦い薬を塗る。(かむピタ 等)
Cお母さんの手やお気に入りのものに置き換える
気持ちを落ち着かせる代替案を提案する。
吸っている指の手をお母さんに握ってもらったり、お気に入りのぬいぐるみ等を持ってもらう。
D吸う指のせいにする
指しゃぶりをした時に本人ではなく、しゃぶる指に対して「〇〇ちゃんのお口に入ったらダメ!」「歯に悪さしないで」と叱る。
指しゃぶりが原因で歯並びに影響があるだけでなく、異常嚥下癖や口呼吸など機能面にも問題がでる事もあります。
長期間、習慣化する前にアプローチできると良いと思います。